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【オカルト箸休め】時計はまだまだ魅力的【日時計からS・Wまで】

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男女問わず、腕時計愛好家の方は沢山いらっしゃるかと思います。
日時計から始まり、現代のデジタル時計へ、多くの人を魅了するアイテムだと思います。
愛好家といわないまでも、自分なりのファッション、または仕事の必需品として普段から愛用している方沢山いますよね。

無論、私も腕時計持っています。以前は「携帯電話に時計ついてるし」などと、必要ないと考えていたのですが、それなりに歳を重ねたとき、仕事などでやはりあったら便利だなと思うようになり、現在ではそれなりに興味関心を示すようになりました。

現代普及している時計といえば大きく別けてクォーツと機械時計の2つですよね。

まず一クォーツ時計。
電池と電子基盤(詳しくは、水晶に電圧をかけると、規則的な振動を起こすという性質を利用しています。)をつかって時間を計るものです。

クォーツを広く一般的な物として実用化に成功したのは、日本のセイコーだってご存知でしょうか?
私は知りませんでした。1969年を皮切りに実用化かされてから、その精度と正確さ、そして驚くべき量産性により瞬く間に普及したそうで、そのせいでスイスなどの高級腕時計メーカーがどんどん倒産していったそうです。この出来事をクォーツショックなんて時計業界では言うらしいです。

確かに、一般的に手に届きやすい時計といえばクォーツの時計ですよね。しかも色々機能も当たり前のようについていて特に手入れも要らない。
最近では、電波時計式のクォーツなんてものも当たり前で、わたしも1つ電波式の腕時計を持っているのですが、その時計、省エネ設計なのか、朝腕に巻くと動き出し、日付・時刻情報のデジタル信号を受信、勝手に正確な時間にあわせてくれんるんです。

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電波時計式のG-SHOCK(黒)とGPSハイブリッド電波時計  出典:楽天市場

「電波時計なんだから、それが普通。」などと言われてしまいそうですが、何もしないで正確な時刻表示へと時計の針が回転し出したときには感動しちゃいました。
最近では、GPSを使って違う国に行っても正確な時間や自分の位置情報なんかも教えてくれるとか。そのうちそれが当たり前になるんでしょうね。

さて、そんなクォーツですが、1980年ごろになるとその圧倒的な量産により価格がどんどん低下していきます。
それに伴い、機械時計の芸術性やステータス性が改めて注目されます。

機械時計とはゼンマイを動力源にその動力を細かな歯車に伝え、時間を表示してゆきます。高価なものになるほど、中の構造がとんでもない事になってますよね。人が作ったとはとうてい思えない細かいパーツが小さな本体の中に収まっています。
正直、機能、正確さなど考えたらクォーツの方が断然優れているのですが、この辺の芸術とも言える非常に高度な、しかも超アナログな時計技術の結集が付加価値を高めているのですね。
私も高級ではありませんが30万円ぐらいする機械式の時計を所有させてもらっているのですが、その時計の裏から時計内部のゼンマイやら歯車やら、とても細かいパーツたちがひしめき合っている様を見ていると、うっとりしてしまいます。

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Jaeger LeCoultre 出典:luxatic.com

クォーツも機械時計も、どちらもそれぞれ良い所があり、それぞれ色々なデザインのものが出ています。
どちらのほうが優れているなどとは判断できません。時計をいくつもコレクションする方が多いのもそのためでしょう。

しかし、わたくし今回題材にしている時計や、そのほか車などもそうだと思うのですが、機能性とステータス性を兼ね揃えたジャンルのものを、みたり、選んだりするとき、正直「きりがねーな」と思ってしまうんです。

いいものは山ほどあるし、新しいものは次から次えと出てきますから。だからって、何個も所有するなんて気にもならないので・・・私がコレクター向きではないのは明らかです。

理想としては、最高に自分の納得する、あわよくば他人からも賞賛されるお気に入りの一品を、ながーく、その一品が自分にとってトレードマークとなってしまうくらい、つまでも愛用できるのが本当の意味でハイセンスなんじゃないかと・・・

そんな事を考えながらネットで時計を見ていたら、これだって一品がでてきたんです・・・

それがこちら、

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Geo.Graham Tourbillon Orrery: A Watch Built For the Cosmos and for the Centuries

この時計その名も、「ジオ・グラハム」
太陽系の軌道をモチーフとし、地球、月、火星が太陽を周回する姿を表現してるんだそうです。
フレームは赤みのかかった18金ピンクゴールド、月に見立てたロジウムが、地球に見立てたブルーサファイヤの周りをぐるぐると回り、そして地球と共に火星に見立てたルビーが太陽の周りを大きくぐるっと回るのです。
この時計を手がけたのは高級機械時計メーカーの「グラハム」そしてこの時計は世界で限定20台と特注品。その精巧さは恐ろしいほどで、地球が太陽の周りをきっちり365日と4分の1かけて回ると言い、うるう年の調整もいらないとのことです。
軌道パターンの修正も最小限に抑えられており、月は7年に1度、火星は25年に1度、地球1152年に1度修正するだけで済むそうです。
月と火星には自動修正機能もあり、300年ほどは時計屋の調整が不要とのこと。

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「GEO.GRAHAM」なんとも神秘的な一品です hgv2
こちらは別バージョン、なんともファンタスティック

どうですか、このなんとも神秘てきな時計、まるで、古の賢者が持つような、なんともファンタジーな雰囲気・・・
こんな時計が手にはいったらもう他の時計はいりませんね。

え、値段ですか・・・・33万ドル(約3300万円)です・・・。

 

なんて、贅沢なこと考えておりましたら、そういえば、

クォーツ・機械時計の他に、新たに最近普及しつつある時計を思い出しました。

 

apple社製、‎Apple Watchを代表とする、スマートウォッチと言われる物です。

 

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Apple Watch:www.gizmodo.jp

スマートウォッチとは、腕につける携帯型電子端末で、ようは腕時計がたスマートフォンみたいな感じです。今後、スマートフォンにとって替わるディバイスになるのでは?と注目されています。

New York Times誌にてFarhad Manjooと言う方が、‎Apple Watchを使ってみたことをコラムにしていました。
そのコラムによると、各種設定や自分の生活に合わせてカスタマイズするのに、てこずった様ですが、スマホ依存症が改善したとか、「手首に魔法の鍵を付けているような気分になる。」など評価は高いものでした。
なかでも、「タプティック・エンジン」と言う機能が大変優れているとのことで、どんな機能かというと、電話、メール、MAPのルート誘導の合図などを、繊細な振動を使って知らさせてくれる機能で、その振動も内容によってパターンをカスタマイズできるので、画面を見なくても、どんな種類の情報が入ってきたのか認識出来るんだとか。
そのほか音楽プレイヤー・車や家の鍵の機能・電子マネーによる支払いなどの機能が付いているので、手首に巻くだけで、ほぼハンズフリーな生活が実現するというわけです。

確かに、財布や、鍵など持たずに外出などが出来たら、日々の生活がかなり快適になりそうです。
Farhad Manjoo氏は最後に「使いこなせるようになったら、もうこれなしには暮らせない。」と締めくくっています。

いまだ、ガラケーを使っているわたしには、恐ろしい話です。

しかし、こんな時計を常に携帯する時代が来るのでしょうね。少し時間はかかっても、間違いなく生活必需品となりそうです。
ただ気になるのが、オリジナリティーがなくなるような気がします。どんなにセンスの良いものでも、みんなが同じ物を持ってたら、なんだか面白くないですよね。

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www.gizmodo.jp

「時計も、スマートウォッチも両方腕に巻けばいいじゃないか」て声が出そうですが、そんなどこかのスポーツ選手みたいなセンスのないことはしたくないですし・・・

まあ、現段階でスマホも持っていないわたしには無用の心配ですね。すみません。
それに、良く考えたら時計自体も結局どれも似たようなデザインでしたね。

しかし時計が時計以上のものになってしまうことは間違いありません。

 

日時計から、はじまりスマートウォッチまで長い年月と共に進化してきた腕時計。なにはともあれ、まだまだ我々を魅了し続ける事には変わりありませんね。

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