OCCULT XAVIER科学都市伝説

ここ最近、人工知能が話題ですね~

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最近、人工知能という言葉をよく耳にしますね。まあ、結構昔から研究されていた分野なので、正直そんなにもの珍しがることもないのですが。

このところのの人工知能という言葉の普及を加速させた要因のひとつと言えばやっぱり、iphon5以降に搭載されている人工知能Siriの存在ですよね。そしてそのsiriといえばご存知、話題となっている件の都市伝説です。

その都市伝説がどのような内容かざっと説明すると・・・・の前に、一応Siriについても説明しますね。
iphonに搭載されてる秘書機能アプリケーションソフトウェアのことでAppleの音声認識システムです。言葉を自動で聞き取り認識してその質問に答えてくれたり、推薦Webサービスの利用などを自動で行う便利ツールで、これに人工知能の技術が使われているとのこと。そしてそれにまつわる都市伝説ですが、Siriはもともと情報収集のために作られたシステムで、アメリカ政府による全世界のインターネット傍受のためのシステムであると言うもの。要はユーザーがSiriにたいして発した質問等の内容のデータを傍受して、色々な個人情報をその手におさめている、そしてまた世界の人々の動向、人々の興味関心を知ることにより操ろうとしている、て感じの内容で、「アメリカ政府が」となっていますが、その裏にはあの有名秘密結社の存在があるとかないとか。そのほかSiriに質問してはならないゾルタクス・・・・なんてワードがあるなど、このところ巷をにぎわしていますね。検索すれば関連したものが沢山出てきます。
ちなみに「あなたの目的はなんですか?」とたずねるとこう返答するそうです。
「守秘義務違反となるので、お話しできません。」

今朝のNetニュースに「ニコニコ動画」を運営するドワンゴが人口知能を使用した囲碁ソフトを開発するとの見出しがありました。先だって同様のソフトを開発して成果を挙げているGoogleはライバル?なんて記事も別のサイトに。

 

“動画共有サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴは1日、世界トップレベルの囲碁ソフトを開発する「Deep Zen Goプロジェクト」を発足させると発表した。東京大学や日本棋院と組む“オールジャパン体制”で、半年から1年後をめどに米グーグル社などが開発した「アルファ碁」に対抗できるソフトを目指す。(産経新聞)

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6193083

 

このてのニュースを読むと正直いつも、こんなことしてどうすんの?て、思っちゃうんですよね。一応ニュースの中でのコメントとしては、囲碁をする人間側を強くするためにも・・・・なんて理由も言ってましたが実際どうでしょうか?
このところ大手企業が競って人口知能技術研究に参入しビジネスとして応用させているようです。Amazonは製品の自動推薦に、Facebookは自社サービス内の写真の解析、最近ではGoogleの地図データを利用した自動運転車なんか話題ですね。これからどんどん生活のいたるところに人工知能が浸透してゆくのは間違いないと思うのですが、このような科学技術の発展の話を聞くとなにかいわれのない不安を感じるのは僕だけでしょうか?
何が言いたいかと申しますと、科学者のみなさん、ちゃんと本当に未来を見据えた結果から研究をしてくれていますか?
自己満足や目先の利益だけでなく、崇高なその研究に対する目的を見出していただいているのでしょうか?不安です。
先に述べた囲碁のシステムについても本当にこの先の囲碁のことをどこまで考えたうえで開発してゆくのか疑問です。囲碁の普及などを見据えての開発ではなく、ただ単に技術競争の勝ち負けと自己満足だけが見え隠れしているように思えてなりません。siriの開発についてもそうです。サービスを提供する側のAppieはsiriによって得た情報はAppleにて集約されることをちゃんと公言しています。そしてサービスを展開する企業がそれらの副産物を得ることになるのは致し方ないと思います。だからこそ、それを製作するエンジニアのかたがたには(もちろん企業も!!!大企業がそれをするのは絶対条件&大前提と個人的にはおもいます。)それが人々の社会生活や社会そのものに、どのような影響を及ぼすのか、やはり一度立ち止まり考えてみていただきたいなと。製作するなと言っているのではありません、そのようなモラルを思いやる気持ちが、いい加減必要だと思うのです。

 

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科学の発展は偉大です。それは我々の生活を大変豊かにしてくれます。しかしその反面、われわれに新たな恐怖や苦しみを生み出す危険性があることは歴史的にみても事実です。研究対象とその対象の扱い方を充分考慮しないとまた取り返しのつかない苦汁を飲まされることになります。特に今回題材にした人口知能なんてものは扱い方しだいでは大変恐ろしいものになりますよ。研究者の皆さん今一度考えてみてください。そして日々の研究に励んでいただけたら幸いです。その技術がなにをもたらすのか?そして突き詰めれば何のために技術の進歩が必要なのか。
願わくば、センスある科学技術の発展を望みます。
タイトル画像http://ahiru8usagi.hatenablog.com/entry/DQN_deep_q_network

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