伝説神秘

【電子機器から】水晶の魅力【伝説まで】

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水晶を皆さんご存知ですよね。よくテレビなどで占い師が透明な球体の水晶を覗き込み、運勢を占ったりしているお決まりのパターンをみたことがあるかと思います。なんとなくスピリチュアルなイメージありますよね。
(インチキ占い師はガラス球なんか使ったりしてるかも知れませんが。)

最近ではパワーストーンなんて言葉が一般的になっています。水晶ももちろんその1つで、リラックス効果や浄化作用、エネルギーの増幅や、願望の達成などさまざまな効果があるといわれています。実際に効果があるのかは定かではありませんが・・・

スピリチュアルな効能はさておき、水晶てわたしたちの生活なかで大変大きな役割を果たしているんです。
水晶には、”電圧を加えると高精度の安定した振動運動を起こす”「逆圧電性」という性質があります。
この性質は、通信機器などで安定した周波数を設定するために使われたり、電子回路内を行き来する電気信号などに応用され、それらの技術は、時計・パソコン・携帯電話・カーナビ・ゲーム機・ICカードなどなど、ほぼすべての電子機器に活用されています。
現代社会を支ている電子機器類は、すべて水晶なしでは機能しないとまで言われているんです。
「逆圧電性」のほかに”圧力を加えると電気を発生させる”「圧電効果」などという性質もあるなど、科学的にもなんとも特殊な性質を持つ鉱石なのです。


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PHOT:Joi   現代社会を維持するために、さまざまな所で水晶が活用されている。

このような特殊な性質が関連しているのか、水晶は冒頭で述べたように古の時代より占い師や、シャーマンなどが行う儀式で活用するなど、オカルト的な観点からも重宝されています。

古代エジプト、マヤ文明の原住民、オーストラリアのアボリジニ、ネイティブアメリカンなど、古くから宗教的儀式の際に特別な物として活用されていたのは有名です。日本でもはるか昔から特別な物として扱ってきました。古墳から水晶を原石とする勾玉、管玉、切子玉などがたくさん出土しています。神社の御神体を水晶としている所もあるそうです。

古代より重宝されてきた水晶。
水晶といってもその種類は形や色などによりさまざまです。
紫水晶(amethyst、アメシスト)・黄水晶(citrine、シトリン)・紅水晶(rose quartz、ローズクォーツ)などの一般的によく知られているものから、そのほか煙水晶(smoky quartz、スモーキークォーツ)や タンジェリンクオーツ(Tangerine Quartz)、他の鉱物が混ざっていたり、とても面白い形状に育った、いわゆるの変り種とされるものなど沢山の種類があります。

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左から:アメシスト・シトリン・ローズクォーツ

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左から:スモーキークォーツ・タンジェリンクオーツ・金紅石が混ざったルチルクォーツ

その中で、パワーストーン愛好家たちから特に強力なエネルギーを持つといわれる、ある水晶があります。

それは、レムリアン・シード・クリスタルと呼ばれる水晶です。

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レムリアン・シード・クリスタル 出典:Lemurian Healing Crystals

まずこの水晶を説明するに当たり、レムリアという言葉についてお話しなければと思います。
レムリアとは有名な伝説のアトランティス大陸と同様に古代に存在したと噂されている幻の大陸の名前です。
古代のインド洋に存在したと提唱する動物学者もいれば、太平洋に存在した超大陸であるという神秘学者もいるなど諸説あるのですが、いぜれにしても、その古代大陸に高い精神性を持って高度な文明を築いていたのが古代レムリア人(レムリアン)とされています。

そしてこの幻の大陸レムリアは地殻変動により沈没したと考えられています。古代レムリア人はみずからの文明の終わりに、自分たちの思想やその英知を水晶に封じ込め、別の大陸へ隠したというのです。その古代レムリア人の思想や英知が封じ込められた水晶こそ、レムリアン・シード・クリスタルというわけです。

さて、このレムリアン・シード・クリスタル、一般的な水晶の産出の仕方と異なるのだそうです。
普通水晶は母岩に結晶したクラスターと呼ばれる状態で産出するのが一般的なのですが、

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母岩にクラスター状に結晶したアメシスト 出典:TERAPEAK

この水晶は、クラスターの状態でなく、ほとんどの水晶が独立して単体の状態で産出され、またその場所も地表から数メートル以内のヵ所、まるで古代遺跡のように地層の中に埋まっている状態で産出されるのだそうです。

その形状も他にはないもので、バーコードの様な綺麗な横縞が入ったいます。こらは俗に「レムリアンリッジ」とよばれ、このバーコード状の条線にこそ、古代レムリア人の情報が集約されていると考えられています。

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「レムリアンリッジ」とよばれる、バーコード状の条線が入っている。出典:SATYA CENTER

また、三角形などの幾何学的な模様が刻まれているものもあるらしく、そちらも「レコードキーパー」とよばれ、古代レムリア人の情報が刻まれたものだといわれています。ちなみにこの「レコードキーパー」、時の経過ともに、その数が増えたりするらしいです。

一説によると世界の6ヵ所にこれらの水晶が眠っているといわれていて、現在見つかっているものは、ブラジル・ロシア・コロンビアの3ヶ所で発掘されているものなのだそうです。残り3ヶ所は現在も不明のままで、そのうちの1ヶ所が日本であると話す人もいます。

産出量が少なく、希少価値が高いレムリアン・シード・クリスタル。
パワーストーン愛好家やヒーラーと呼ばれる神秘主義者のあいだでは、非常に高いエネルギーを秘めた石として知られており、手に触れただけで自然と気持ちが明るくなり、体から力が満ち溢れてくるといわれています。
また、レムリアン・シード・クリスタルは持ち主を選ぶといわれていて、その持ち主の下へとめぐり行くのだそうです。

はい、さてさて、もちろんこれらの話は学術的に、根拠や確証のない話ではあります。
まあ、しかし、なんともロマンのある話です。

世界中で愛され活用されている水晶。
オカルト的な観点から見た効力や伝説への信憑性はさておき、古くから我々を魅了し、近年ではなくてはならない存在になってることは間違いありません。
まだまだ、未知の力が眠っているような、そんな気にさせてくれるなんとも不思議な石ですね。

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