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【オカルト箸休め】ふるきを懐かしむ心:AIR WALK【怪しいデザイン】

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時々、いろんなものに、「昔のほうが良かった」とか「昔のほうがカッコ良かった」なんて思うことありませんか?昔自分が熱中したものなんかは特にそのように思うことが多々あって、まあ、そのころの想いが美化されているとは思うので、大変自分勝手で理不尽な意見ではあるのですが。

みなさん「エアーウォーク」てブランドご存知でしょうか?スノーボーダー、スケーターの方々はよくご存知かと思います。

「エアーウォーク」とは1986年にアメリカ・カリフォルニアにて、瞬く間に一代ブームを巻き起こしたストリートシューズブランドで、スケートボードやBMX用のストリートシューズを手がけていました。
現在では、カジュアルウェア・スノーボード・スノーウェア・アクセサリーなど幅広くファッション全般に展開しています。

実はわたしも、とてもとても若いころスケボーなど少々かじっていたのですが、スケーターを始めたころこのメーカーが出しているシューズにとても衝撃を受けました。

中学生当時、それまで、ナイキ・アディダス・プーマ・アシックス等の一般的なスポーツブランドしかしらなかった私には、とても得体の知れないブランドに見えました。
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上が現代のロゴです。まあ、スタイリッシュて感じですか・・・。

そして下がその当時のロゴです。今とはぜんぜん違いますよね。

oryman

ロゴマークからしてこの感じ、スポーツブランドにはない怪しい感じでした。
そのころから得体の知れないものが大好きな私は興味津々。ちなみに、この人型をモチーフにしたこのシンボルは「オーリーマン」といいます。
オーリーとはスケートボードの技の名前で、要は、ジャンプのことです。

さすがはカリフォルニア生まれのストリート系シューズブランド、デザインや色使いがその当時とても奇抜にうつりました。

enigma

AIR WALK ENIGMA

prtyp2

AIR WALK  PROTOTYPE

prtyp1

AIR WALK  PROTOTYPE

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AIR WALK DISASTER

bercity bercity2

AIR WALK VELOCITY

NTS

AIR WALK NTS

これらは、ほんの一部で、中でもポピュラーなモデルのものです。まだまだ色々なカラーで、奇抜なモデルがいくつも出ていました。

ビジュアルだけでなく、機能性もそれなりに考えてあります。

スケボーて、表に紙やすりのようなものが滑り止めのために張ってあるのですが、そのせいで靴が非常に痛むんです。

スケボーは、体重移動と板を蹴るけり足のコントロールで色々な技をくり出します。そのとき、その紙やすり部分で靴を相当傷つけるんです。

技によっては、足の裏だけでなく足の側面から足の甲にかけてた部分を使う場合が多々あるので、革靴なんかでやったらすぐに傷だらけ。ただの布の靴なんかすぐに穴が開いしまうし、紐なんかも擦り切れてしまうんです。

raba  himogad

そのため、このころの「エアーウォーク」はスケボーの技をくり出すときに特によく使うつま先回りと側面に、厚めのラバーが施されているものが多く、また紐も擦り切れてしまわぬよう紐ガードがついてるものもありました。まさにスケーターのためのシューズと言うわけです。

つま先周りの加工や、紐カバーなどがつくことにより、そのスタイルはどことなく、サイバーパンクなデザインに。

そして、もう1つ、とても大事な要素が・・・

これは本当に個人的意見で、怒られそうなのですが、

なんとなく・・・ビミョーに・・・ダサいんです。

すみません、なんとも失礼で意味不明な発言ですが、何度も言うように、そこが大事な要素で、これがあるからこそハイセンスな雰囲気がにじみ出るというか、なんというか・・・とにかく他にはないカッコよさを感じさせてくれたんです。

さてさて、「エアーウォーク」1986年より、ストリートシューズブランドとしてスタートし、スケーターブランドとしての地位を不動のものにした後、創業者の離脱や買収などを経て、そのデザイン性も時代の風潮とともに変わってゆきます。

prtyp21900初頭:AIR WALK  PROTOTYPE

awo1900年後半:AIR WALK  ONE

awnそして、2000年現代

だいぶ様変わりしていますね。まあ、その時代ごとに、はやり・廃りがありますので、当然です。
でもやはり、なんか寂しいですね。

もちろん、今現在のものも、なかなかスタイリッシュで格好良いのですが、どこか物足りなく、やはりあのころの奇抜さが懐かしく思います。
でも、今ではもうないから、より良く見えてるだけかも知れませんけどね。

とまあ、今回も「どこがオカルトだ!!」てな感じですが、このさい今後とも色々な題材をたまには扱っていこうかと思います。箸休めということで。

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