【パターソン・ギムリン・フィルム】ビックフット映像は本物!?

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皆さん、パターソン・ギムリン・フィルムなるものをご存知でしょうか?いやいや絶対に知っています。
誰もが見たことあるはずです。オカルト好きなら違いなく。
そう、もっともポピュラーなUMA(未確認生物)ビックフッドを捕らえたフィルムです。

パターソン・ギムリン・フィルム

1967年10月20日、アメリカのカリフォルニア州ユーレカのブラフクリークにて、ロジャー・パターソンとボブ・ギムリンによってビッグフットを撮影したとされる映像です。
世界的に有名なあの黒い毛並みに包まれた謎の生物が歩きながら振り返り森の奥に消えてゆくやつです。

二人は1967年10月、カリフォルニア州ユーレカのブラフクリークにあるシックス・リバーズ国有林で、何者かの巨大な足跡を見たという複数の報告を基に現地で調査していたところ、件の生物に出会いカメラに収めます。
当時のスミソニアン大学霊長類研究所等の科学者達の見解は着ぐるみによるフェイク映像だというものでした。

だが、旧ソ連のモスクワ科学アカデミーはこの映像を形態学、生体力学の観点から分析し、歩行の際に大腿部に膨らみが生じるところや、顔や頭の形が状ホモサピエンス以前の人類の祖先の特徴を持っているなど、着ぐるみではなくヒトに近い本物と主張しました。

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パターソン・ギムリン フィルムより(youtubeなどで検索してみてください。)

まあ、結局真相はわからずじまいのまま時は過ぎますが、近年アメリカのテレビ番組が大々的に調査します。その結果がなかなか興味深い内容となっております。

2010年1月、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルが番組の中で、パターソン・ギムリン・フィルムをコンピュータ技術を駆使して再検証。結果、この番組では映像のビッグフットは着ぐるみではなく「本物」という結論を出しています。

霊長類学者をはじめとする専門家たちの協力のもと、この映像を改めてコンピュータで分析・検証してみました。
まずきぐるみ説について、ハリウッドのクリ-チャースーツ製作の専門家はどのように作ったか見当もつかず尻の筋肉の動きは、着ぐるみでは再現できないと、少なくとも1967年に製造することは技術的に考えがたいという結果に。

さらに現場の地理情報を測定し、その値やカメラの位置、対象物までの距離などの情報を基に身長など正確に割り出しているのですが、身長は人の平均身長を遙かに上回っており、2m10cm~2m30cm。人間社会においては1億人に一人という割合。
それから足の骨格は、太ももより膝下のほうが短く、腰と膝や肩の位置関係がまず人間とはあきらかに異なるとのこと。また歩き方を1コマずつ丁寧に解析してみると、人間ではあのような動きはほぼ不可能なのだそうです。
足の裏全体をスタンプのようにおろすというのは類人猿の特徴で、これらの動作を再現すること自体が人間には難く、俳優にこのような歩き方をわざとやらせてみたが無理があったという。(再現できるよう練習までしたそうです)現在のロッキー山脈帯はビッグフットにとって食料の面などを考慮して生存可能なのか?という問題について、野生動物の専門家は充分可能という見解。クマが生きていける環境なら生存可能みたいです。

残されている体毛のDNA解析結果では、発見された一帯に生息するどの野生動物とも違うが、ヒトや猿(チンパンジー、ゴリラ、オランウータン)に近いDNAだそうです。ただしそれらのどれとも違とのこと。

 

2012年、アイダホ州立大学が正式にビッグフットの科学的調査を開始したりと、近年研究も本格化しているそうです。
我々の前に姿を現す日も意外と近いかもしれないですね。今後に期待です。

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